7月3日、人民党院内会派の定例会議があった。今回は、大統領による憲法改正法案を巡る国会本会議の第2回審議入り延期要請が議題となった。会議後の記者会見で、ドラムドルジ・トグトフスレン代表は「本要請に応じて延期する」との方針を明らかにした。

ハルトマー・バトトルガ大統領は7月2日、国会に対して、憲法改正法案について慎重さを呼び掛けるとともに、「会期中の第2回審議入りは慎重に欠ける」として本会議での審議延期を要請していた。

トグトフスレン代表は「憲法改正を巡る一般討論会は継続的に実施される。第2回審議は7月16日~20日にかけて行う」と具体的な議事日程を言明した。さらに、「春期国会は7月5日に閉幕する。その後、ナーダム祭越しで臨時国会が召集され、憲法改正の審議が行われる」と同氏は語った。臨時国会の争点は「憲法改正に関する国民投票をいつ実施するか」、「第3回審議か、国民投票か」となる見通しも示した。