起業・手続きについてFAQ

起業・手続きについてFAQ

これは、モンゴルの企業にのみに適用するものなのか、それとも、海外企業にも適用されるのでしょうか?

これはすべての企業に適用されます。なお、海外投資会社として登録される場合は、海外投資家による投資証明(最低10万米ドル以上)が別途必要となります。

モンゴルで起業するのは、どの程度簡単でしょうか?

手続き自体は、そんなに複雑なことはありません。以下が簡易的な説明です。

手続き 必要な時間 必要な費用
固有会社名を確認 当日 MNT 500 (約25円)
仮銀行口座開設 当日 MNT 0
起業登録(1) 二営業日 MNT 44,000
社会保険番号の登録 当日 MNT 0
社印の作成 一営業日 サービル費としてMNT 58,800
社印作成費は、デザイン等で決まる。
地域税務局に登録 当日 MNT 0
  • 起業登録に必要な書類
    1. 申込書
    2. 仮銀行口座の証明書
    3. 定款
    4. 形式住所との賃貸契約
    5. 書面議決 - 創業株主の株主総会議決
    6. 登録費用支払いを証明するもの
    7. 固有名義確認書
    8. 開始貸借対照表
    9. 創業株主の身分証明書

大体五営業日で起業はできます。

地域税務局への登録や、正式な銀行口座の獲得には一日くらいかかるとして、最短五営業日くらいで会社設立は出来ます。なお、必要なものが足りない等の理由で戻されたりもするため、もうちょっと時間がかかる場合もあります。

 

モンゴルで起業する必要性は? 海外の会社としてやれないのでしょうか?

日本の大企業は、海外で子会社を設立するに当って、数多くの手続きが必要な場合が多く、敬遠されがちですが、モンゴルで子会社を設立するメリットはもちろんあります。一番大きいのは節税効果です。モンゴルの法人税は、10%程度と低い(もちろん、総収入に比例しますが)のに関して、海外の企業だと、法人税の上限である30%が適用されます。また、源泉徴収税として計算されるため、税金の計算の方法が異なるため、実質さらに多くの税金を支払うことになります。さらに税対象となる収入から差っぴかれる各種費用は適用されません。

他にどういうことが必要でしょうか?

業種によって特別許可が必要な分野もありますので、弊社の問い合わせをご活用下さい。