ゴンボジャブ・ザンダンシャタル国会議長は5月13日、高岡正人在モンゴル日本国特命全権大使を政府庁舎で迎え、二国間関係等について意見交換をした。

冒頭で、高岡大使はザンダンシャタル議長就任への祝辞を述べるとともに、「日本において、新天皇陛下は御即位され、令和の時代が幕を開けました。平成時代はモンゴル民主化と重なっており、その間、両国関係は戦略的パートナーシップまでに発展しました」と語った。ザンダンシャタル議長は「民主化及び体制変換という困難な時代に日本国及び日本人はモンゴルを心から支えたことにいつも感謝している」と述べた。両氏は「令和時代、両国関係は平成よりあらゆる内容と形で発展していく」ことを確認した。

ザンダンシャタル議長は、国際通貨基金の拡大信用供与措置枠での日本政府支援、新国際空港、教育病院建設などに謝辞を示し、「これから、ビジネス及び実務関係における相互信頼醸成は大事だ」と強調した。さらに、「両国の科学研究機関交流に関して十分な可能性がある。令和時代における新たな交流分野になれる」とした。