民主党(DP)の若手党員らは14日、記者会見で、「S.エルデネDP党首、D.エルデネバトDP院内会派会長に政治責任を問おう」と全国の党員へ支持を呼び掛けた。党内抗争が再噴出される模様。

発端は、DP幹部が与党の公職あっせん疑惑に対する対応姿勢や利益誘導政治に対する批判の高まり。それに加え、DPが議席数を大幅に減らし、与党から野党へ転落した大敗北を喫した2016年の総選挙後に着手した党組織編制とその行き詰まりと見られる。

この日、若手党員らは「DP幹部は偽善を擁護し、正義派を排他しようとしている」と厳しく批判。さらに「DP支持率は急激な低下で史上最低の9%まで下がり、度重なる不祥事を抱える人民党より低い水準」とし、「その責任はすべて陳腐な幹部にある」として幹部打倒を訴えた。