7月3日、ジャスト・グループのシャラブラムダン・バトフー社長に絡む資産登録が公表された。記者会見に臨んだロブサンナムスライ・オユンエルデネ内閣官房長官は、張本人のバトフー社長に関わる資産から損害賠償を完全に受けられるとの考えを改めて表明した。

南アフリカ・スタンダード銀行は、ジャスト・グループが債務の返済難航に落ちたことを理由に、連帯保証人となったエルデネト鉱業に対して巨額な債務履行を求めた。このほど、エルデネト鉱業は同行に対して約4000万米㌦の債務を代弁した。

オユンエルデネ内閣官房長官は記者会見で「本人所有又は譲渡契約等で名義変更を受けた不動産など、総資産が190件に及ぶ。その推定額は約980億トゥグルグ。損害賠償履行に十分な金額だ」と述べた。「世間から大注目の事件解決はあくまで公正な司法の判断次第だ」と同氏は司法をけん制した。また、「公的出資を受けたにもかかわらず、債務返済をしない一部の実業者に対する警告だ」と公表措置について釈明した。