ジョン・ボルトン米国家安全保障担当大統領補佐官7月1日、公務を終え、帰国される前に一部国内メディアに対して記者会見を開いた。

冒頭でボルトン大統領補佐官は「今回の訪問は成功だった」と前置きし、2016年のジョン・ケリー補佐官以来、約3年ぶりの訪問となった。モンゴル側と友好的かつ建設的で、率直な意見交換を出来た」と総括した。

同氏は、報道陣の質問に対して、モンゴル側との協議内容について北朝鮮非核化問題やロシア、中国など、外交問題を取り上げたとしつつ、米国が提唱するインド太平洋戦略に関して「一国の覇権ではなく世界に開かれた空間を目指す」とその意義を語り、「地理的位置という観点からモンゴルと日本と親密な関係を維持している」と述べた。