ジョン・ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)はG20大阪サミットの外交日程を終え、韓国経由で6月30日の夕方、モンゴル訪問のために現地入りした。

翌日の7月1日、同氏はハルトマー・バトトルガ大統領やゴンボジャブ・ザンダンシャタル国会議長、オフナー・フレルスフ首相、ダムディン・ツォグトバータル外相等の政府高官らとの会談に臨み、経済関係の促進、投資誘致などの二国間関係強化及び、地域における安全保障やエネルギー、運輸などについて協議した。

ザンダンシャタル議長は、ボルトン氏との会談で次の米朝首脳会談に向けて開催地として名乗る場面もあった。一方、フレルスフ首相との会談で、ボルトン氏は、マイク・ペンス副大統領からの挨拶を伝えるとともに、モンゴルについて、重要な地域パートナー国で「友人的な存在」と位置付けし、二国間関係・協力を拡大させていく意向を伝えた。