ダムディン・ツォグトバータル外相が5月20、21日、チェコのトマーシュ・ペトシーチェク外相の招請で同国を公式訪問した。チェコ共和国誕生からモンゴルの外相訪問は初めて。

外相は20日、外相会談に臨んだ。両外相は貿易、経済、農業、文化、教育といった分野での協力拡大、チェコ在住モンゴル人就労者の社会保障問題、両国民のビザ発給要件緩和、来年に迎える国交樹立70周年の記念行事などを焦点に協議した。

また、外相は1348年に設立された中央ヨーロッパの最古と言われるカレル大学を訪れ、同大学教職員、モンゴル学科教員や学生らと懇談した。続けて、外相は同国議会上院のヤロスラフ・クベーラ議長を表敬し、立法機関間の交流促進などについて意見交換をするとともに、ゴンボジャブ・ザンダンシャタル国会議長のモンゴル訪問招請を伝えた。