「ムン・ジェイン韓国大統領が昨年8月に関係諸国に提案した「東アジア鉄道共同体」構想の一環として、モンゴルが進めるタワントルゴイ炭鉱~ガショーンソハイト国境検問所間の全長247㎞、タワントルゴイ炭鉱~ズーンバヤン駅間の全長414㎞に及ぶ鉄道敷設事業へ参入する方針を固めた」とコリアタイムスをはじめ、一部の韓国メディアが韓国鉄道施設公団の発表を報道した。8日、ニュース通信電子版など、国内メディアもそれを報道した。

具体的な協力や詳しい方策など、詳細について一切触れていないが、韓国鉄道施設公団が対モンゴル鉄道協力を前進させたとしている。なお、報道は先月に中国・北京で開催の「一帯一路」に出席したハルトマー・バトトルガ大統領が韓国鉄道施設公団のキム・サンギョン社長と会談し、両者の間で一定の合意が成立したとしており、キム社長がエンフアムガラン交通大臣、モンゴル鉄道公社のツェンゲル総裁と相次いで会談し、協力覚書交換などで一致したとしている。

一方、この報道に関しては、モンゴルの関係者が公式コメントを出していない。