25日の国会本会議では、ゾリグ氏殺害事件の真相究明を目的の特別委員会設置に関する決議案が採択された。

同決議案は、ロブサンヴァンダン・ボルド議員、ジャルバスレン・バトザンダン議員、ロブサンナムサライ・オユンエルデネ議員(内閣官房長官)らが考案し、国会へ提出。4月12日の国会本会議では、同決議案が賛成多数により、議事として国会法務委員会へ回された。4月17日、国会法務委員会でその初審議が行われ、ほぼ原案のままで、本会議採決にかけられた。その中、オユンエルデネ議員は特別委員から辞退。その代わりにウルジーサイハン・エンフトゥブシン副首相が推薦された。

特別委員会はゾリグ氏殺害事件の真相究明を巡る審査や調査等の事項を扱い、国会に対して説明責任を負う。また、構成メンバーは、ボルド議員、エンフトゥブシン議員、バトザンダン議員のほかに、ヤダムスレン・サンジミャタブ議員、ツェンド・ニャムドルジ議員(法務相)、アグワーンサムダン・スフバト議員、ヒシゲー・ニャムバータル議員らの7名である。