世界銀行(WB)が24日に発表した「アジア太平洋地域の経済成長見通しに関する報告書」で、モンゴルの経済成長について、2019年度は7.2%、2020年度は6.9%と予想した。

WBは、モンゴル経済の見通しについて「内需拡大と鉱業投資を背景に経済情勢は明るい」とし、政治不安定、原料価格の激変、国境での輸送問題、銀行セクター構造改革失速、マネーロンダリングに対する迅速な対処などを注意点として保留すべき、と助言した。また、2020年の総選挙を前に財政規律を図るべきとした。

一方、外部リスク要因には、米中貿易紛争、気候変動、中国経済情勢が挙げられた。