モンゴル政府と日本政府は、在留資格「特定技能」を有する外国人材に関する制度の適正な実施のための基本的枠組みに関する協力覚書(MOU)の署名を、4月17日に実施した。モンゴル側からはソドノム・チンゾリグ労働・社会保障大臣、日本側からは山下貴司法務大臣が、同覚書に署名した。

今回の覚書は、労働・社会保障省と日本の法務相や外務省、厚生労働省、警察庁の間で、特定技能外国人材に係る制度の適正な運用のための基本的連携枠組みに関する協力覚書である。この協力覚書は、モンゴルと日本の両国が特定技能外国人材の円滑かつ適正な送出し・受入れ、日本での就労における問題解決等のための情報連携及び協議の基本的枠組みを定めている。また、制度の適正な運用に向けて改善を要する問題の是正を目的の当局間協議の実施、や悪質な事業者の排除などを推進する。