エルデネト鉱業は16日、ロシア系IZ-KARTEX社の油圧ショペルEKG‐12K型機の初組立製造に成功したと発表した。同機組立はモンゴル初の試みで、予定より1カ月ほど前の稼働となった。

式典の挨拶に立ったホーホル・バダムスレン総裁は「EKG-12K型機は最新鋭の油圧ショベル。その組立もモンゴル初の試みだ」と主張。「この取組は鉱区安全運転と増産体制へ大きな寄与に間違いはない。今までの油圧ショベルに比べると、可動性は20%、電力消費面でも30%の省エネなど優れた点が多く、最も大事なのは、最新の安全装置が取り付けられた点だ」と述べた。

EKG‐12K型機の組立には、同工場の電気・修繕ユニットの26名作業員が携わっている。