モンゴル証券取引所が17日、2019年の第1四半期の証券取引の出来高について、約492億トゥグルグと発表し、その9割が株式取引であることを明らかにした。今期は、第1市場での取引高はおよそ291億トゥグルグで、第2市場は152億トゥグルグとなった。

同取引所は、前年同期はおよそ420億トゥグルグの出来高で、その6割は国債であったと指摘し、今期は国債の出来高は10%程度に留まったと縮小について言及した。

前年同期は、レンド・エム・エヌ社だけが上場し、証券市場から約50億トゥグルグを調達した。これに対し、今期、トゥメン・ショヴォート社、アルド・ダートガル社などがIPOをして市場から150億トゥグルグを調達している。関係筋によると、近頃、モノス・フーズ社もIPOを行うという。一方、第2市場では、投資家は信用のある国内市場での安定基盤を築いた会社20銘柄へ集中する傾向で、全体の98.9%に及んだ。特に、大手飲料のアポやレンド・エム・エヌ、フブスグル・アルタン・ドールガ銘柄が頻繁に取引された。