オフナー・フレルスフ首相は8日、石炭輸送事業を所轄する省庁、関係各県知事、開発銀行頭取、エルデネス・モンゴル公社、エルデネス・タワントルゴイ社、エナジー・リソース社の代表らを呼び出し、「石炭輸送業関係者の命と健康を守る」ための取り組み強化を命じた。

首相は、輸送事業へ従事者の権利保護、生活環境づくり、業務改善、医療体制整備などの取組強化に向けて、新たなアプローチの緊要性を主張し、是正を怠る関係者に懲戒処分を科すことを強調した。

当該輸送路における交通事故が多発。統計では2017年に事故等の負傷者数は27人、死亡者数は12人となった。2018年に負傷者は56人、死亡者は5人。2019年に3人が事故で命を落としている。