春季の通常国会は4月5日、召集された。今期は、最も注目されている憲法改正法案、選挙法の一部改正法案、政党法改正法案など、国民生活に関わる重要法案が29件が審議され、成立を急ぐという。

開会演説に立ったゴンボジャブ・ザンダンシャタル国会議長は「あらゆる形での人権侵害を断じて許さない」とし、国会はその根絶のために一丸となって戦うと述べた。また、憲法改正は必然的で、政治や社会等の構想を正すためにどうしてもしなければならないこと、と改憲を主張し、今期中の成立を目指す考えを明らかにした。

一方、今国会から新たな出席及び投票確認システムが導入された。指紋認証機器のことである。