4月3日の閣議では、国家公務員倫理規程の追加修正が論議され、新たに「海外出張先でカジノ入場を禁じる事項」が追加された。公務員の海外出張は公務に当たる。そのため、ギャンブル等、私的な行為は倫理規程違反に当たると看做しているようだ。

政府高官の不祥事等は、社会的に問題となっており、世間から厳しい視線で見られている。また、高官が出張先の国でカジノ等を入り浸っていることも問題視されている。

ロブサンナムサライ・オユンエルデネ内閣官房長官も閣議後の会見で、「国家の威信を損ない、国民の信頼を著しく失墜させる、公務員としてあるまじき行為は一切禁じられる」と述べ、免職等の懲戒処分を表明した。また、当該問題に関する情報提供を、国民に呼び掛けた。