ゴンボジャブ・サンダンシャタル国会議長は2日、政府庁舎で、北朝鮮のオ・シンホ在モンゴル大使と会談した。

冒頭で、オ大使は「モンゴル・北朝鮮関係は昨年、両国外交関係樹立70周年、キム・イルソン国家主席の歴史的なモンゴル訪問から30年という節目の年を迎えた」と述べ、「モンゴルとの友好関係の維持、さらなる発展はわが国の揺るぎない外交基本方針である」と対モンゴル関係の重要性を伝えながら、国会議長を北朝鮮へ招請した。

一方、ザンダンシャタル議長は「友好かつ伝統的な関係のさらなる発展に向けて最善を尽くす」と約束し、議会間交流を含めるため、モンゴルの国家大会議と北朝鮮の最高人民会議が北東アジア非核化や朝鮮半島和平等を掲げる「ウランバートル対話」イニシアティブ枠で、地域諸国議会会合を共催することを提案した。会合開催に向けて、韓国側の参加・協力があり得る、と示唆した。また、次期米朝首脳会談の開催候補地としてウランバートルを十分考えられるとアピールした。その上、キム国務委員長がロシアを訪れる際に、「モンゴルへ是非立ち寄りください」と同氏訪問を促した。

オ大使は、議長の提案を上層部へ伝えると、約束した。