4月1日、ウランバートル市ハバヤンズルフ区において、日本の無償資金協力により建設された日本モンゴル教育病院の引き渡し式が行われた。高岡正人在モンゴル大使やバトスフ・サランチメグ国会議員、ラムジャブ・ビャムバスレン保険副大臣をはじめとする両国関係者らが参列した。

日本モンゴル教育病院は、モンゴル医療セクターが瀕している医療従事者あの質及び医療サービスの向上を図ることを目的に建てられた。同病院の運営母体となる国立医科大学は、病院運営経験がないため、教育病院としての体制整備に対して支援も行われる。

本事業では、日本政府が約79億8500万円規模の無償資金協力を供与した。着工は2016年3月で、完工までに3年間がかかった。運用は6月中旬になる見込みだ。