モンゴル銀行(BoM)は、21日に開いた金融政策委員会の会議では、政策金利11%を維持していく方針が改めて示された。一方、4月1日からレバレッジ比率を6対4にしていく方針も明らかになった。ナドミド・バヤルトサイハンBoM総裁は「可処分所得は総収入額の40%へ増える」と述べた。

BoM金政策委員会は昨年6月にも、レバレッジ比率を7対3にする措置を決定し、その執行は今年に始まってから間もないところだ。「物価上昇を適正水準で維持していくこと、また、マクロ経済及び金融分野での中期的な安定化を図ること上で、重要な決定となった」とBoMは言及した。

また、BoMは、経済の好調基調が継続、物価上昇も適正水準との見通しを示した。一方、政策金利について「急激な内需拡大の傾向が続くと、政策金利を引き上げざるを得ない」と引き上げ設定を示唆した。