民主党の有力者とされるロブサンヴァンダン・ボルド国会議員、ジャムバルスレン・バトザンダン国会議員(無所所属)は18日、政府庁舎で開いた記者会見で、あたらしい党結党を明らかにした。

エンフボルド前国会議長の進退問題でその対応方針を機に勃発した民主党(DP)の内部対立はようやく決着がついた模様だ。

この日、ボルド議員は、DPへ離党届を出したことを発表し、「DPは、党員を勝手に追放してしまう共産党に成り下がった」とその理由に言及した。詳細を明かさなかったが、国民が真の主権者となることを理念に掲げると言明した。

DP幹部は、議長進退問題で政治責任の追及へ消極的な姿勢を取った。一方、ボルド氏、バトザンダン氏らはDP方針へ反旗を掲げ、政治責任を追及し続けた。結局のところ、DPは、バトザンダン氏の追放、ボルド氏らの厳重注意という対応で事態収拾を図ろうとした。ボルド氏も、エルデネ党首らを権威主義者などと非難しており、DP幹部らへ強い反感を抱いていた。