食糧・農牧業・軽工業省は6月11日、新たに組織化された中小企業振興基金の融資公募と電子公募システムでの応募申請が終了したことで記者発表会を開き、申請件数がおよそ1200件に上ったと発表した。

チュルテム・オラーン大臣は、中小製造業及びサービス業の振興に関する法律の一部改正法案が国会を通過した先週金曜日(6月7日)の時点での申請件数は約700億トゥグルグ事業費の336件であったが、週明けで約800件が追加されたと述べ、「すべては3億トゥグルグ以下の融資である。電子版事業選定が行われる」とした。

新たな改正法律では、同基金が約3億トゥグルグ以下を出資するが、3億トゥグルグ以上の融資は商業銀行を通して出資されると定められた。

一方、同省は7日に国内関係者を対象に「マイクロ及び小規模製造事業に対する融資」会議を開き、当該融資に係るガイドラインを説明。中小企業振興基金による融資は、低金利かつ長期返済である。同省は、融資に係る最終事業選定が透明性と開示性が確立された形で行われるとした。また、同省は貸付信用保証基金により融資先として認定された商業銀行のハーン銀行、ハス銀行、貿易開発銀行、ステート銀行、ハス銀行と当該融資ガイドラインや融資費用、利子などで再度交渉に臨む方針を明らかにした。