世界銀行(WB)が11月1日(木曜)に発表した「2019年版のビジネス環境報告書」によると、モンゴルは100ポイント満点中67.74ポイントで、調査対象国の190カ国・地域中74位で前年より順位を12落とした。日本は75.65ポイントで39位となった。

ビジネス環境整備の実態に関する総合的ランク付けは、「新規参入」、「建設許可取得」、「電力供給」、「資産登記」、「融資獲得」、など11項目を分析。モンゴルは「消費電力アクセスのしやすさ(148位)」、「国境付近における通商活動(118位)」等で評価が低かった。現政権は掲げている「国境付近における貿易推進策」を急ぐ必要がありそうだ。一方、「建設許可取得」、「資産登記」、「資金調達」などでの評価が高った。1位は前年に続いてニュージーランドとなった。